都賀西こども神楽(つがにしこどもかぐら)
町内6つの神楽団のうちの一つ、都賀西こども神楽を紹介します。
団長
高橋龍夫
発足時期
平成15年
保持演目
鍾馗、恵比寿、塵倫、八幡、大蛇、悪狐征伐
都賀西こども神楽の歴史
旧大和村内、都賀保育園での神楽指導がきかっけとなって、町の補助を活用して発足した神楽団です。
設立の際は、地元地域や多くの団体が衣装作成に携わったとのこと。
保育園の卒園後「小学校に行っても神楽を続けたい」との子供たちの声を受けて始まった取り組みが、今も続いています。
2019年の美郷町産業祭前夜祭での神楽共演大会の映像です。
石見地域の神楽が日本遺産に認定されたことを受け、町内6つの神楽団すべてが集結して開催されました。
都賀西こども神楽の演目は「塵倫(じんりん)」です。
人皇(じんこう)十四代の天皇の帯中津日子(たらしなかつひこ)が高麻呂(たかまろ)とともに、異国から日本に攻め来る数万騎の軍勢を迎え討ちます。その中に、身に翼があって黒雲で飛び回る「塵倫」という悪鬼がおり、天皇は天の鹿児弓(あまのかごゆみ)、天の羽々矢(あまのはまや)をもって見事退治、というストーリーです。