千原神楽団(ちはらかぐらだん)
町内沢谷(さわだに)地域を中心に活動している神楽団。桜の季節に「夜桜神楽」を、11月に奉納神楽を千原八幡宮にて行っている。
団長
花田昇吾
発足時期
昭和48年
保持演目
神降し、神迎え、胴の口、恵比寿、天岩戸、鍾馗、塵倫、弓取八幡、八幡麻呂、鈴鹿山、神武、天神、法印山伏、玉藻御前、玄椀和尚、安達ヶ原、猿丸太夫(創作神楽)、日本武尊、滝夜叉姫、葛城さん、紅葉狩、羅生門、大江山、八岐大蛇
千原神楽団の歴史
活動開始は1953年(昭和28年)ごろ。千原八幡宮への神楽奉納のため、地域の氏子衆が活動していました。
やがて高度成長期の出稼ぎブームにより後継者不足となり、活動が途絶えてしまいました。
しかし、1973年(昭和48年)、千原八幡宮への神楽奉納を復活させようという動きがあり、地域の若者によって団が再結成されました。
2019年の美郷町産業祭前夜祭での神楽共演大会の映像です。
石見地域の神楽が日本遺産に認定されたことを受け、町内6つの神楽団すべてが集結して開催されました。
千原神楽団の演目は「紅葉狩り」です。
鎮守府将軍・平維茂(たいらのこれもち)が従者と共に戸隠山(とがくしやま)に差し掛かると、美しい女性たちが紅葉狩りの酒宴を開いているのに出会う。維茂はそこを通り過ぎようとすると、女性たちは巧みに酒をすすめて、維茂は酔い伏してしまう。すると、夢の中に八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)が現れ、神剣を授ける。本性を現した女性たちが鬼女となって襲いかかってくるが、維茂は神剣で見事鬼女たちを退治する、というストーリーです。
神楽団のSNS
Facebook → https://www.facebook.com/chiharakagura