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美郷神楽

美郷神楽

 美郷町には6つの神楽団体があり、昔から伝承されてきた舞を大切に守り続けるとともに、時には新たな舞を創造しています。
 夏が終わり、山々が紅葉に染まる秋のころ、集落のお宮には祭りを告げる大きな織が立ち並びます。祭りの夜には、毛布や座布団を手に抱えた老若男女が続々とお宮や公民館に集まってきて、弁当や酒を手に、今か今かと神楽の始まりを待ち望みます。
 囃子が舞台に上がると盛大な拍手が起こり、観客達は再び静まりかえります。静寂の中、透き通るような笛の音が夜空に溶けていき、太鼓の音が大気を震わせます。
 舞殿では、粛々と舞う儀式舞に続いて、きらびやかで憬豪華な衣装に身を包んだ神や鬼が力強く舞う能舞が繰り広げられます。
 迫力の演舞に子どもも大人も胸を高鳴らせ、熱気に満ちた神楽の夜はふけていきます。

美郷の神楽団
MISATO KAGURA

  • 都賀西神楽保存会の画像
  • 都賀西神楽保存会つがにしかぐらほぞんかい

    得意演目:鍾旭・山伏・岩戸

    明治6年結成の都賀西神楽団は火災により衣装を焼失し解散に追い込まれたが、昔ながらの都賀西神楽を保存・伝承しようと昭和50年に再結成されました。

    ● MESSAGE

    受け継がれてきた神楽を保存し、後世に伝承していくために頑張っています。都賀西子ども神楽とも連携しながら、地域の宝を守っていきたいと思います。

  • 忍原地頭所神楽団おしばらじどうしょかぐらだん

    得意演目:悪狐伝・土蜘蛛・塵倫

    人員不足解消のため、 互いの活動を協力しあっていた大田市忍原神楽団と美郷町地頭所神楽団が、平成28年に合併して忍原地頭所神楽団が結成されました。

    ● MESSAGE

    我が団は派手な事はできませんが、「今出来る事を一生懸命!お客さんに喜んでもらえるように!」がモットーです。これからもご声援よろしくお願いします。

  • 忍原地頭所神楽団
  • 都賀西子ども神楽の画像
  • 都賀西子ども神楽つがにしこどもかぐら

    得意演目:塵倫・鐘埴・八岐大蛇

    保育園で神楽に触れた子供たちの「卒園後も神楽をしたい」という熱意により発足しました。多くの方々の協力を得て、小中学生を中心に活動しています。

    ● MESSAGE

    子どもたちは学校やスポーツに忙しいなか、一生懸命に頑張っています。受け継いてきた大切な文化を、若い世代に伝承するために頑張っていきたいてす。

  • 乙原舞子連中おんばらまいこれんちゅう

    得意演目:帯舞・岩戸・塵倫

    奥出雲系の流れをくむ大元神楽てべ「三瓶川流乙原舞子連中」と称して、乙原八幡宮の御例祭を中心に奉納しています。六調子の大きく優雅な舞が特徴です。

    ● MESSAGE

    明治初期の神楽面を多く保有しており。今ではあまり舞われることのない演目も保持しています。古くから乙原に伝わる舞を継承していきたいと思います。

  • 乙原舞子連中の画像
  • 都神楽団の画像
  • 都神楽団みやこかぐらだん

    得意演目:紅葉狩・天岩戸・塵倫

    平成2年、大和村神楽同好会として発足、10周年目に都神楽団と改名。毎年秋祭りや共演大会等に参加し、郷土芸能の神楽を伝承てきるよう活動しています。

    ● MESSAGE

    石見の神楽が「日本遺産」として認証されたことを機に、これまで以上に郷土への誇りと愛着を深め、地域発展のため微力ながら貢献して行ければと思います。

  • 千原神楽団ちはらかぐらだん

    得意演目:大江山・滝夜叉姫・八岐大蛇

    昭和48年結成。6調子旧舞をベースにテンポの良い新舞も得意とし、年間を通して近隣や県外公演も行い、伝統芸能を通して美郷町の魅力発信に努めています。

    ● MESSAGE

    20代~70代まての団員が年代を超えて和気あいあいと活動しています。地域の活力の源になるよう、団員一丸となって伝統芸能の継承に取り組んています。

  • 千原神楽団の画像